遺産分割は早めに行いましょう

2016.8.10

「遺産分割」とは

被相続人が死亡し遺言が残されていない場合は、相続の発生により被相続人の遺産は相続人全員で共同相続することになります。
この遺産の共有状態を解消するために、遺産を各相続人に具体的に配分し取得させる手続が必要となります。これを「遺産分割」といいます。

遺産分割は、相続開始後であればいつまでにしなければならないという期限はないので、被相続人が分割を禁止しする遺言を残していないかぎりいつでも自由に分割を請求することができます。

もちろん遺産を共有状態のままにすることも選択肢の一つですが、遺産分割をしなければ、共有物の処分や管理は共有者全員の合意で決定したり、共有者の持分の過半数で決定したりと、その取扱いに伴う手続が面倒なことになるため、できるだけ遺産分割をしておくほうが、その後の争いを回避することができます。

また、あまり時間が経ってしまうと相続の権利のある関係者が増えていったり、遺産が散逸するなど、状況が複雑になっていきますので、分割協議はなるべく早い時期に行うべきです。

なお、被相続人が遺言を残しており、そこで遺産の分割方法について指定されている場合、遺産相続はその遺言に従って行うことになります。
ですが、すべての財産について、分割方法が遺言で指定されていない場合は、分割方法の指定されていない財産について、相続人全員での話合いで遺産の分割方法を決めなければなりません。

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