弁護士に依頼するメリットとデメリット
2016.8.10
遺産相続の話が相続人の間でまとまらない場合は弁護士への依頼を検討しましょう。
話し合いだけで解決することができれば良いのですが、お金の絡んでいる問題のため話がまとまらないことは珍しくありません。
また、お金の問題だけではなく、考え方が根本的に違うことから、話し合いだけではいつまでも解決しないこともあります。
そこで弁護士に依頼するメリットとデメリットをご紹介します。
弁護士に依頼する場合のメリット
弁護士が話し合いの窓口になってくれる
弁護士に依頼していれば、話し合いの窓口は全て弁護士となり、相手と直接話し合いをしなければならないストレスを軽減できます。
何か言われても弁護士へ話して欲しいということを伝えれば大丈夫です。
頼りになる豊富な専門知識
なにを、どのように解決をすればいいか分からないと不安になる人も多いのではないでしょうか。
弁護士に依頼をすれば、あなたの立場、考え方、相手の状況などを踏まえたうえで、豊富な専門知識で問題を解決へと導いてくれます。
弁護士に依頼するデメリット
費用がかかる
法律相談だけを行い、後は当事者間の話し合いだけで解決できれば、費用は10万円もかかりませんが、協議の取りまとめを依頼したり、法的手続まで依頼すると、場合によっては約50~100万円は着手金等だけでかかります。
もし裁判になって勝訴すれば、追加で成功報酬を支払う必要もあります。
なので、遺産額が低いと、勝訴はしたが、手元にはあまり残らない場合もあります。